FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

十一難

十一難日經言脉不満五十動而一止一藏無氣者何藏也
然人吸者隨陰入呼者因陽出今吸不能至腎至肝而還
故知一藏無氣者腎氣先盡也



(自分なりの訳です)
経によると、脈が五十回拍動するまでに一度止まるのは一臓に気が無いから、とはどういうことか。
人の呼吸で吸気は陰に随って入り、呼気は陽気に因って出る。今吸気が腎まで届かず途中の肝で還って吐き出される。
なので一臓に気が無い人は腎気がまず尽きているからです
スポンサーサイト

十難

十難日一脉爲十変者何謂也
然五邪剛柔相逢之意也
假令心脉急甚者肝邪干心也
心脉微急者膽邪干小腸也
心脉大甚者心邪自干心也
心脉微大者小腸邪自干小腸也
心脉緩甚者脾邪干心也
心脉微緩者胃邪干小腸也
心脉濇甚者肺邪干心也
心脉微濇者大腸邪干小腸也
心脉沈甚者腎邪干心也
心脉微沈者膀胱邪干小腸也
五藏各有剛柔邪故令一脉輒変爲十也



寸・関・尺それぞれの場所で脈が十種類に変化するのはどういうことか。
五邪の剛柔の邪があり、互いに影響し合っている。
例えば
心脈が弦にして甚だしい脈状の時は肝邪が心を冒している。
心脈が微かに弦脈の時は胆邪が小腸を冒している。
心脈が洪大にして甚だしい脈状の時は心邪が自ら心を冒している。
心脈が微かに洪大の脈状の時は小腸邪が自ら小腸を冒している。
心脈が緩にして甚だしい脈状の時は脾邪が心を冒している。
心脈が微かな緩脈をしている時は胃邪が小腸を冒している。
心脈が濇で甚だしい脈状の時は肺邪が心を冒している。
心脈が微かに濇脈をしている時は大腸邪が小腸を冒している。
心脈が沈にして甚だしい脈状の時は腎邪が心を冒している。
心脈が微かに沈脈の時は膀胱邪が小腸を冒している。
五臓それぞれに剛柔の邪があり、そのため一つの脈が十種類に変化します。

九難

九難日何以別知藏府之病耶
然數者府也遅者藏也數則爲熱遅則爲寒諸陽爲熱諸陰爲寒也
故以別知藏府之病也



(自分なりの訳です。)
脈診でどうやって臓病と腑病を区別するのですか。
数脈は腑病で遅脈は臓病です。
数脈は熱を表し遅脈は寒を表しています。
諸陽は熱の性質で諸陰は寒の性質を持ちます。
このようにして臓病と腑病を区別するのです。

八難

八難日寸口脈平而死者何謂也
然諸十二經脈者係於生氣之原
所謂生氣之原者謂十二經脈之根蒂也謂腎間動氣也
此五藏六府之本十二經脈之根呼吸之門三焦之原一名守邪之神
故氣者人之根本也根絶則莖葉枯矣
寸口脈平而死者生氣獨絶於内也



(自分なりの訳です。)
寸口の脈が平脈なのに死ぬことがあるのはどういうことか。
十二経脈は生命の原と係わりがあります。
生気の原とは十二経脈の根本となるエネルギーであり腎間の動気である。
腎間の動気が五臓六腑の根本で呼吸の始め凡ての生理機能一般、三焦の原です。守邪の神とも言われます。
なので気は人間の根本的なもので、これがなくなると身体の各部が枯れていく。
寸口の脈が平脈なのに死ぬのは根本の気が弱ってしまっているからです。

七難

七難日經言少陽之至乍大乍小乍短乍長陽明之至浮大而短太陽之至洪大而長太陰之至緊大而長少陰之至緊細而微厥陰之至沈短而敦
此六者是平脈邪将病脈耶
然皆王脉也
其気以何月各王幾日
然冬至之後得甲子少陽王復得甲子陽明王復得甲子太陽王復得甲子太陰王復得甲子少陰王復得甲子厥陰王
王各六十日六々三百六十日以成一歳
此三陰三陽之旺時日之大要也



(自分なりの訳です。)
少陽の時期は、ある時は大、ある時は小、ある時は短、ある時は長、という脈状です。
陽明の時期は、浮大にして短の脈状です。
太陽の時期は、洪大にして長の脈状です。
太陰の時期は、緊大にして長の脈状です。
少陰の時期は、緊細にして微の脈状です。
厥陰の時期は、沈短にして敦の脈状です。
これらの六つの脈は健康な人の脈なのか、病人の脈なのか。
それは、全て旺脈です。
三陰三陽の気はどの月に旺気するのか、またそれは何日間になりますか。
それは、
少陽の気が旺じるのは冬至の後の甲子から次の甲子までである。
陽明の気が旺じるのは甲子から六十日間です。
太陽の気が旺じるのは甲子から六十日間です。
太陰の気が旺じるのは甲子から六十日間です。
少陰の気が旺じるのは甲子から六十日間です。
厥陰の気が旺じるのは甲子から六十日間です。
それぞれの気が旺じるのは六十日間づつあり、六六、三百六十日で1年となる。
これが三陰三陽の気が旺じる時期の説明です。

六難

六難日脉有陰盛陽虚陽盛陰虚何謂也
然浮之損小沈之實大故日陰盛陽虚
沈之損小浮之實大故日陽盛陰虚
是陰陽虚實之意也



(自分なりの訳です。)
脈は陰が盛んな時は陽が虚し、陽が盛んな時は陰が虚すというがどういうことか。
浮の部分(陽の部分)が損少(=弱い)で沈の部分(陰の部分)が実大(=強い)になっているのを陰盛陽虚といいます。
沈の部分(陰の部分)が損少(=弱い)で浮の部分(陽の部分)が実大(=強い)になっているのを陽盛陰虚といいます。
これが陰陽虚実の意味です。
プロフィール

みらいつぼ

Author:みらいつぼ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。